【業界歴30年の告白】外壁塗装「一括見積もりサイト」の落とし穴

【導入】便利さの裏に潜むリスクをご存知ですか?
こんにちは。一般社団法人静岡県塗装職人協会の山路です。
私は建築・塗装業界に身を置いて30年になりますが、ここ数年でインターネットを使った「業者選び」が当たり前になりました。
特に「一括見積もりサイト(ポータルサイト)」は、一度の入力で複数社の比較ができるため、多くの方が利用されています。しかし、協会に寄せられる相談の中には、「登録したことを後悔している」「思っていた工事と違った」という声が後を絶ちません。
なぜ、便利なはずのサービスでトラブルが起きるのか?
長年業界を見てきた私の視点から、その「構造的な問題点」と「知られざる裏側」を包み隠さずお話しします。
【落とし穴1】「助成金・補助金診断」という入り口の罠

最近、SNSやネット広告で「あなたの家が助成金の対象か診断します」という広告をよく見かけませんか?
実はこれ、多くの場合が一括見積もりサイトへの誘導です。
実際には「条件が合わない」ことが大半です
私たち協会も自治体の制度は常にチェックしていますが、外壁塗装で使える助成金や補助金は、以下の理由で簡単には受給できません。
- 予算の上限に達して早期終了している
- 遮熱塗料など、特定の塗料しか対象にならない
- 昭和56年以前の旧耐震基準の住宅に限られる
「診断」と称して個人情報を入力させ、実際には助成金の話はそこそこに、サイトに加盟している塗装業者を紹介されるケースが非常に多いのです。
正しい情報は、謎の診断サイトではなく、お住まいの市役所のホームページか、地元の塗装業者に直接聞くのが最も確実です。
【落とし穴2】登録ボタンを押した直後の「電話ラッシュ」

一括見積もりサイトのビジネスモデルは、お客様の情報を加盟店に「転送」することで成り立っています。
サイト運営側は「最大5社ご紹介!」と謳いますが、裏を返せば「最大5社から一斉に営業をかけられる」ということです。
なぜ、そんなに電話がくるのか?
加盟している業者は、ライバル会社よりも先に現地調査のアポイントを取ろうと必死です。
その結果、登録した数分後からスマートフォンが鳴り止まない状況に陥ります。
「手軽に相場を知りたかっただけなのに、休日に電話対応に追われて疲弊してしまった…」
こうしたご相談をいただくことも、決して珍しくありません。
【落とし穴3】比較できない見積書と「安さ」の代償

何とか現地調査を終えて見積書が出揃っても、一般の方がそれらを正しく比較するのは困難です。
なぜなら、業者によって「塗装面積の出し方」も「提案する塗料」も「工程」もバラバラだからです。
比較できない状態で、多くの方が判断基準にするのが「金額」です。
しかし、ここに最大の落とし穴があります。
家電製品とは違う「塗装工事」の特性
例えば、冷蔵庫やテレビといった「工業製品」なら、どのお店で買っても商品は同じです。ですから、1円でも安いネットショップや量販店で買うのが正解でしょう。
しかし、外壁塗装は「半製品」です。
現場で職人が手作業で塗って初めて「完成品」になります。
つまり、誰が、どのような想いで、どれだけの手間をかけて塗るかによって、品質(寿命)は天と地ほどの差が出ます。
「安さ」だけで業者を選んでしまうと、数年で色が剥がれたり、雨漏りが再発したりといったリスクを背負うことになります。
【落とし穴4】工事費を圧迫する「高額マージン」の正体

皆様は、一括見積もりサイトの運営費がどこから出ているかご存知でしょうか?
それは、加盟している塗装業者が支払う「紹介手数料」です。
業界の一般的な相場をお伝えすると、以下の通りです。

- 紹介料: お客様情報を1件もらうごとに 1万〜2万円
- 成約手数料: 工事が決まった場合、契約金額の 10%〜20%
仮に100万円の工事であれば、最大約20万円前後がサイト運営会社に中抜きされる計算です。
これは外壁塗装業者にとって非常に重い負担になっているのが現状です。
マージンはどこで帳尻を合わせるか?
利益を確保するために、業者はどうしてもコストを削らざるを得なくなります。
- 塗料のグレードを下げる(薄める)
- ベテラン職人ではなく、安い人件費の職人を使う
- 塗り重ねる回数や乾燥時間を誤魔化す
一括見積もりサイト経由の工事は、構造上、こうした「手抜き工事」が起こりやすい環境にあると言えます。これは特定の業者が悪いというより、ビジネスモデルの問題なのです。
【結論】一括サイトとは違う「第3の選択肢」。静岡県塗装職人協会が選ばれる理由
ここまで、一括見積もりサイトのリスクについてお話ししてきましたが、「じゃあ、どうやって優良な業者を探せばいいの?」「自分一人で地元の業者を見極める自信がない」と思われた方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、私たち「一般社団法人静岡県塗装職人協会」が存在します。
私たちは、単なる塗装会社でもなければ、ネット上の紹介業者(IT企業)でもありません。
一括見積もりサイトとは決定的に異なる、「安心の仕組み」をご用意しています。
1. 「丸投げ」は一切いたしません。協会職員が「施工管理」を行います

一括見積もりサイトの運営会社は、お客様を業者に紹介した後は「あとは当事者同士で」と関与しません。工事の品質に責任を持たないのです。
対して、私たち協会は「工事の品質管理」が最大の仕事です。
実際に手を動かして塗るのは、協会の厳しい基準をクリアした加盟職人ですが、現場の監督(施工管理)を行うのは、私のような協会職員(建築・塗装のプロ)です。
- 見積もり通りの塗料が使われているか?
- 乾燥時間は守られているか?
- 手抜き工事はされていないか?
これらを、お客様に代わってプロの目で厳しくチェックします。
業者に任せっきりにする「丸投げ」とは、安心感が全く異なります。
2. IT企業ではなく「塗装のプロ」が運営しています

一括見積もりサイトを運営しているのは、多くが塗装現場を知らないIT企業やマーケティング会社です。
しかし、私たちは静岡の地で活動する「塗装職人の団体」です。
現場を知り尽くした私たちだからこそ、お客様の家の劣化状況を正しく診断し、無駄のない最適なプランを提示できます。
もちろん、一括サイトのような「しつこい営業電話」は一切ございません。
3. 「第三者」としての立場で、あなたの家を守ります
「直接業者に頼むと、手抜きされても気づけないかもしれない…」
そんな不安をお持ちの方こそ、ぜひ当協会にご相談ください。
私たちは、お客様と職人の間に入る「公平な第三者機関」として、見積もりの適正化から工事完了のチェックまでを一貫してサポートします。
「一括見積もりサイトの安さ勝負には不安がある」
「でも、どの業者を信じていいかわからない」
そう迷われているなら、まずは私たち一般社団法人静岡県塗装職人協会の【無料外壁診断】をご利用ください。
下の「無料外壁診断・見積もり依頼」からお申し込みください。
自宅にいながらプロに相談できる「オンライン相談」も可能です
「最初から訪問されると気が重い」
「まずは気軽に相談したい」
という方のために、
オンラインのビデオ会議ツールZoom(ズーム)にてご相談をいただく形でもご対応可能です。
画面越しに、お家の気になっている箇所の写真を見せていただいたり、他社様の見積書を見せていただいて「この金額は適正か?」といったセカンドオピニオンとして活用いただいたりすることも可能です。
もちろん、相談をしたからといって、必ず工事を依頼しなければならないということは一切ございません。
しつこい営業いたしませんので、どうぞリラックスしてご参加ください。
「一括見積もりの電話対応に疲れてしまった…」
そんな時こそ、まずは私たち専門家に、その胸の内を少しだけ話してみませんか?
あなたからのご相談を、職員一同心よりお待ちしております。





